原作とほとんど主旨は変わってないと思う。
なのに何だか妙な違和感。
そうだ、映画の寄生獣は母性が強調されすぎてるんだ…
漫画の寄生獣は、人間とパラサイトそれぞれが絶妙なバランスで描かれてた気がします。
そのひとつが強調されるだけで、こんなに滑稽な雰囲気になってしまうものなんだね…
といってもミギーは魅力的だし、深津絵里の演技も見ごたえあります。
人間の肯定と否定が入り交じった作品は面白いです。
人間と動物、理性と本能、正常と異常、これらの境界線の曖昧さを振り返るとき、自分のささやかな日常がとても貴重なものに思えてくる。
とりあえず映画の完結編は観ようかどうしようか迷ってます…
ラストのミギーの「心にヒマがある生物、なんとすばらしい!」このセリフまで削られてたら、ちょっとね。。
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