スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ワイルドライフ(WiLd LIFe jump into the dark)

ワイルドライフの画像
 「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」「サッド・ヴァケイション」
「ユリイカ」などなど個人的にツボの青山真治監督の
映画『ワイルドライフ』
1997年製作かつあまり話題になっていない映画だが、
これが観てみるとすごくオモシロイ。

 元ボクサーの酒井宏樹はパチンコの釘師をしていた。
毎日が同じことの繰り返し。
起きる時間、ビールを飲む時間、寝る時間など全て
毎日同じ。
しかし、ある事件の渦中に巻きこまれ、彼の日常に
変化が訪れる。
何故自分は左足からではなく、右足から歩き出すのか?
こんな些細な事を疑い出したら何もできなくなる。
ただ日常を疑い出すのはきっと日常に不満があるからだ。
そしてそれを見つめないから些細な事が気になる。

 酒井宏樹は「今勝負かかっているんですよ。」との
言葉どおり、日常を根本から見つめた。
その時彼にスーパーマン的な力が宿る。
日常からの脱皮後、彼の新たな日常が始まる。
新しい日常が始まった彼に再びスーパーマン的な力が宿るのは
当分、いや、一生ないかもしれない。

 大分抽象的に書いてしまったが、
この映画は笑わせようとする笑いじゃなくて、
こみあげてくる自然体の笑いもあるし、
ストーリも実は緻密で楽しめることこの上ない映画ですよ。
誰でも一生に一度は「勝負かかる時あるかもしれない」
スポンサーサイト

河童のクゥと夏休み

 河童のクゥと夏休み 【通常版】の画像  河童のクゥと夏休みの画像
 アニメ映画『河童のクゥと夏休み』
我が第二のふるさと東久留米市が舞台ということもあり、
ついつい細部の景色まで気を配ってみてしまいました。
見事に東久留米を再現しているので、
テンションが上がった。
昨年ホタルを見た南沢氷川神社の近くの
湧水の湧き出るあの場所も描かれていた。

 毎日のように川沿いを通る自分にとってはお馴染みの
黒目川で河童のクゥは発見される。
発見したのは小学生の男の子「康一」

 河童は社会と自然(世界)の境目に存在する妖怪である。
社会に属するものは河童に触れた途端
自然(世界)へと開かれるであろう。
日本には全国で河童伝説がある。
それだけ人々は川とともに生活してきた。
川は生活の為に必要なものであると同時に
重要な遊びの場であった。
それとともに川は危険な顔を持っている。
事故や災害による死の匂いである。

 黒目川もそうだが、現代の川は
危険という理由で柵を設置し、
たやすく遊べるようになってはいません。
川から子供や大人を隔離する政策がとられた。
川は触れるものというよりたまに眺めるものになった。
(今は眺めるよりも写メで画像としておさめるだけかな)
危険なものが著しく減った川の歴史の中で
河童伝説も聞かなくなっていった。

 きっと曖昧な情報の中で河童は生まれる。
覚えているでしょうか?
多摩川のタマちゃん。
マスコミに騒がれず、
カメラに撮られていなかったら確実にタマちゃんは
河童になっていたと河童研究家が言ってた・・・(笑

 さて、映画の河童のクゥは噂が噂を呼び、
ついにマスコミに嗅ぎつけられ、
康一家族とともにテレビ出演してしまうのだ。
日本人がカメラにおさめられて始めて河童の存在を信じるあたり
現代の様相をよく表している。
現実に河童が発見されたとしてテレビで河童が映し出され、
そしてこれは〜科の生き物ですと
人々が言葉で理解可能な説明をされてしまったら
河童の持つ不思議な力はきっと失われる。
(的を得ていない説明だったとしても人は理解して納得したがる)
言葉で理解不可能だからこそ、河童を河童たらしめる。

 蔓延する情報化社会の中で、河童のクゥのような存在は
人々に活力を与える。
康一の父ちゃんがめちゃくちゃはしゃいでたかのように。
情報に還元できない何かに触れたとき自分が生きているのは
社会でかつ自然(世界)であると分かる。
 
プロフィール

まさみ

Author:まさみ
ブログはこちら一本でやっていくことにします。

パソコンできる環境が作れず、こちらのブログのほうがスマホでも扱いやすいからです☆

よろしくお願いします。
⊂⌒っ*-ω-)っ

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。