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明日、君がいない※ネタバレ注意

 明日、君がいないの画像
 弱冠19歳の時に撮ったという
オーストラリア人ムラーリ・K・タルリ監督作品
「明日、君がいない」
19歳の作品と侮るなかれ。
19歳だから撮れる作品が仕上がる。
本作はオーストラリアの高校を舞台にした映画。
多くの人が通ったあの学校生活を再び
体感させる作品となっている。
記憶を辿って学校生活を思い出す事は
できるが、あくまでそれは加工された記憶。
言葉にできない学校特有の空気がある。
多くの人が思い出したくないものがあるはずだ。

 物語冒頭、鍵のかかった部屋。
何者かの血がドアの下からゆっくりと流れてくる。
一体誰で、何が起こったのか?
謎とともに物語が始まる。
数時間前に物語りはさかのぼり、
6人の生徒の日常がマルチスレッド式に描かれる。
全く問題がなさそうな生徒も
突然インタビューのような映像が流れ、
思いをカメラに?述懐するシーンで
実は何か深刻なものを抱えている様が描かれる。
学校は逃れられない息苦しさがある。
それを何かを語ることでどうにか埋め合わせているように
生徒は語る。

 それぞれの生徒を描いているわけだが、
生徒同士が同じいる空間では、時間が再び
戻り、他の生徒からみたその空間が描かれる。
そして、また時間が戻り、他の別の生徒から
見たその空間が描かれる。
主要登場人物の心象だけを描いていれば、
その登場人物に感情移入できそうなものだが、
また別の生徒の視点と次々に移行してしまうので、
なんだか、感情移入が妨げられる。
同じ空間でも他人には無関心になってしまう様
がとてもうまい描き方だ。

 ラスト、謎がとける。
冒頭のシーンの血は何が起こり、
誰であったのか?
6人の生徒の誰かと思いきや、
ラストまで描かれなかった7人目であった。
何故このようなことになったのか、
理由もよく分からない。
ずっと語られていなかったから。

感情移入しても分からない事がある。
心の理解だけでは分からないものがあって、
心、心の理解を!となっているよりは
現実の学校を描けていると感じた。
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華氏451

 華氏451の画像
 映画『華氏451』
華氏って何だろう!?
と調べてみたら今は主流である摂氏に
なる前の温度の単位だったんですね。
この映画は1966年のイギリス作で
非常に先見性に富んだSFでした。
華氏451は本が自然発火する温度の事。
マイケル・ムーアの華氏911度は
自由が燃焼する温度ということにしている。
確かに華氏451を文字っているだけ
あって、内容は重なる面がある。

 近未来、高度技術社会、高度情報化
社会で人々は自分で手を使わずとも
統治権力、国家、又はそれに準ずる
権力者から送られるテレビを通しての
情報通りに動いていた。
その通りに考え、行動していれば
平穏に暮らせる。
自分の頭で考え出す本は不要!
という法律が出来て、読書は
禁じられる。
未だに残っている本を燃やす役人がいる。
名付けて「消防士」
火災を消すのではなく、本を燃やす
「消防士」皮肉なものだ。

 序盤から主人公である消防士
モンターグの本を燃やす仕事の模様が
描かれる。
消防車に乗って5〜6人で本が見つかった
という現場に向かう姿は滑稽すぎる。
何度もそのシーンは描かれる。
滑稽だ。
反社会的な目を摘む為の活動という
名目はあるものの、実質的な
ものが何もないこの仕事に耐えられなくなる。
モンターグがそうなった。
概念だけではどうしても人は説得されないようだ。
体でおかしいと感じる。

 ケインズは公共事業は無駄に穴を掘って
穴を埋めてるだけでよいと言っていた。
それで経済は回る場合もある。
それを思い出した。
国はどうやってそれが意味のある仕事か
を市民に植え付けていくしかない。
それで、国が回るのならば・・
だが、本があってはそれもばれる。

 何かおかしいのはきっと体感的に
分かるはずだ。
反吐(へど)が出そうな情報の渦に
棹(さお)差して、体で感じた事は
真実ではないけれど、覚えておくと
きっとよい。
もちろん体で感じたことに
頼りすぎるとそれも滑稽になる。

 行き過ぎはおかしい。
本を消化ではなく、燃焼しに行く
消防士達の滑稽な姿が克明に頭に残る。
名作映画でした。

L change the world

L WorLd of change the WorLdの画像
 2月10日(日)東久留米に引越して来て早3年、
最早映画館なら行きつけと化した練馬区は
大泉学園駅から徒歩15分ほどのT・ジョイ大泉
にて嫁と『L change the world』を観てきました。

 T・ジョイ大泉は東映の東京撮影所の敷地内にあり、
東映系の子供向けのヒーローものを上映しているところが

(そういえば、東映撮影所に嫁と無断で侵入した際も屋上で
ヒーローものの撮影やっていてヒーローが怪獣倒している声
が聞こえたな)

少し不満だけど、大作を観る時は池袋や新宿よりは
観れる率が高くていいかな。今回は夜8時半から観たけど
客層は若かったです。自分らはかなり年配さんなんじゃ(笑

 さて、肝心の映画に関してですが、最初からかなり期待薄
でした。雰囲気で分かりますよね。浅そうな映画って。
広告代理店のせいか、大々的なありがちな宣伝って冷めますよ。
じゃ何故観にいったのか?Lは普通に好きなんです。
内容はデスノートとは違い知的頭脳戦は少なく、Lが
体当たりで危機を解決する話。

 知的ゲームは自分頭悪いんでついていけないところ
あるんで、体当たりの方が自分に伝わる時がある。
宮台真司先生の言うミメーシスですね(笑)
映画見終わった後、Lにミメーシスを受けた若者達が
腰を曲げてLです。っとか言って笑いとってました。
自分も横断歩道渡る時腰曲げて走ってみました。
松山ケンイチさんが腰曲げて走るの大変だったと
も言ってましたし。全体的にはウンナンのナンちゃんが
FBI役だったりして、コメディチックな面も多々ありました。
芸人使うなら自称演技派の宮迫を使って欲しかったな。。

 商業的に成功しないとやっていけない運命が
あるからそれはいいとして、Lの言葉には珍しく
素直に響きました。

『目の前の命を諦めたくない。』

多くの犠牲者も出して来たLだが、こう思える瞬間って
いいです。
自分も多くの生命の犠牲の上に成り立っていて、
もっと下世話な事を言えば、迷惑かけて生きて
るわけですが、それって仕方ないし、そんな事
取っ払って前へ進む時も大切ですよね。

『どんな天才でも一人で世界は変えられません。
でもそこが素晴らしいところなのでしょうね。』

本当にそうです。←素直に。。

『もう少し生きてみたくなりました』

切ないなぁ。
プロフィール

まさみ

Author:まさみ
ブログはこちら一本でやっていくことにします。

パソコンできる環境が作れず、こちらのブログのほうがスマホでも扱いやすいからです☆

よろしくお願いします。
⊂⌒っ*-ω-)っ

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