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PEEP TV SHOW

  PEEP“TV”SHOWの画像 
 土屋豊監督、映画「PEEP"TV"SHOW」9.11の映像に魅せられた
男(長谷川)は現実のつまらなさに耐えかね、極小カメラを使って盗撮した
映像にリアルを感じようとした。日々起こる現実はどうせTVで
やっていたこと、TVで見聞きした情報、筋書き、そして結末。
90年代末からはインターネットが隆盛し、情報過多。
新しい事をしているようでも、ネットで検索すれば、似たような
事例は出てくる。つまらない。ここまで情報過多でない時代には
わざわざ調べられて批判される事もなく、新しいと感じる体験を
普通に感じる事ができたのかもしれない。

 長谷川はTVでもインターネットでも見れないリアル?を盗撮した
映像を見てリアル?を楽しもうとする。つまらないのは情報が蔓延し、
あの濃密な感覚である「気づき」を最初から不幸にも?与えられて
いるから。その気づきは平坦で、本当に濃密であるには
自分で体験あるいは、親しい人との交わりの中で
与えられるように思える。長谷川は「PEEP"TV"SHOW」
というインターネットサイトを立ち上げ、盗撮した映像を流す。
そこに集う現実に耐えかねた人々。今まで観た事が
ないと”思える”盗撮映像が流れる。盗撮映像といってもエロ系
ではなく、単なるある人の日常。これなら、自分の部屋に
カメラを設置して違う角度、違う視野、違う視点で自分を撮った
映像の方が実は面白いのかもしれない。

 こうして撮った映像にもかげりが見える。TVと一緒だ。
過激な映像になっていくのはサムイ。カッコワルイ。
リアル?を遠くへ求めてもそこにはない。ここにしかない。 
青い鳥と一緒で、一度旅に出るしかなかったのか。

 映像世界に飽きた人に見てほしい映画。
これも映像だけど、、(苦笑)
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紀子の食卓

 紀子の食卓 プレミアム・エディションの画像
 映画『自殺サークル』の続編となる『紀子の食卓』
『自殺サークル』で度々発せられた
「あなたはあなたの関係者ですか?」
この言葉が再び突き刺さる。
あなたは誰ですか?
この質問は有名な寺山修司の思索です。
社会情勢などなど色々質問して語らせた後に最後に
あなたは誰ですか?
社会的な肩書きを言う人もいれば、家族の役割を言う人も
いれば、名前を名乗る人もいれば、自分は自分だと
言う人もいるだろう。
何かの役割にとらわれ、それを強迫的に演じ続けていたら
果たして、自分とアカの他人の関係になっては
いないだろうか?

 この映画は家族としての役割にとらわれてしまった
家族の話。父親が要求する家族らしい家族に
耐えられなくなった娘二人とも家出をしてしまう。
娘達はレンタル家族という仕事をしていた。
時間性で家族を演じる派遣サービスである。

レンタル家族を行う男はこう語る。

「貴方以外の人は役割に覚醒めつつあります。
…貴方はとてもビクビクしていて…父を演じて
いるとも言えません。現実の社会は余りにも
過酷で、父や母や子供や妻や夫を演じるには
人々は疲れ果て、表裏は複雑でシックリいき
ません。ここ[レンタル家族]では全てが嘘で表
も裏もありません。全面的に虚構を突き進むこと、
それで初めて自分と出会えるのです」

 初めから虚構だと分かって演じていれば
強迫的に何かを演じるという事にもならない。
強迫的に何者かである!と自分を意識して
生きるのはあまりにも過酷である。
この映画の中で父親の娘ユカは
家族らしい家族を演じる事にまつわる悲劇を回避し、
レンタル家族という最初から虚構の世界に身を投じた。
しかし、最後はそのどちらでもない世界へ身を投じる。

社会の中だけではどうしても耐えられない人がいる。
かといって、社会の外に出て役割から解放されてたとしても
そこには社会を過剰に否定しようとするが故の社会への
囚われがある。これも過酷なのではないか?
ユカは社会の中を生きるのも社会の外を生きるのも
やめたのではない。ただただ強迫的に生きるのをやめた。
そこはとても曖昧な世界。社会の中も社会の外も容認する。
何も気合を入れて生きる必要はない。曖昧なままでいいのだ。
プロフィール

Author:まさみ
ブログはこちら一本でやっていくことにします。

パソコンできる環境が作れず、こちらのブログのほうがスマホでも扱いやすいからです☆

よろしくお願いします。
⊂⌒っ*-ω-)っ

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