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エリ・エリ・レマ・サバクタニ

エリ・エリ・レマ・サバクタニ 通常版の画像  青山真治監督映画「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」 2015年、現在よりさらに情報過多社会なのでしょうか? あまりにもノイズが多すぎる。随分前にノイズ耐性をつける事が 大事と書いたのですが、それもある度を越すと耐えれるレベル でなくなるのかもしれない。見えにくくなった社会の中で、 時折、希望となるのは情報ではないもの。浅野忠信演じるミズイが 奏でる騒音とも言える音、音楽?を聴いてそれに触れる事が できるのか?ギタリストでもある浅野忠信自身が奏でるエレキは不快に 感じる人も多数出てくると思いますが、自分はDVDにて鑑賞した為、 映画館であの爆音を惜しみなく聞きたかった。 追記:DVD返却直前に我慢できなくなって、大草原で 奏でるあの爆音、轟音、近所迷惑になるので、イヤホンで ガンガンに聞きました。気持ちいい。脈絡のないストーリー性 が著しく欠ける映画が自分は一番好きなのかもしれない。 この映画は今年観た中ではベストで、自分のマイベスト映画 「アカルイミライ」につぐベスト2位には入ります。 奇しくも1位、2位とも浅野忠信さん出てますね。 人生は不条理、世界は不条理、だが、そこは悪い面ばかり じゃない。そんな感覚を映画独自の芸術で頭ではなく、体 で感じれる。アカルイミライもストーリー性著しく欠如してました。
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ある子供

ある子供の画像  以前書いた映画「息子のまなざし」のダルデンヌ兄弟の映画「ある子供」 この作品は2005年度のカンヌ映画祭パルムドール大賞に輝いた。 ベルギーを舞台にした映画だが、ベルギーでは若年者の失業率が20% を越えているという社会的背景がある。  20歳の青年ブリュノは仕事に就かず、14歳のスティーヴンを はじめ子供とともにひったくりをするその日暮らしの生活をしていた。 18歳の恋人ソニアに子供が生まれても全く無関心。それどころか、 ブリュノは子供のジミーを養子という形で売り飛ばして、金銭を 得た。それを知ったソニアは失神。捜索願いを出し、警察事になって しまったブリュノは仕方なく、子供をお金を返して取り戻す。 そこまでしてしまうブリュノに対し、ソニアはもちろん憤慨し、 無視をする。ブリュノはお金が入ったんだし、また産めばいいだろう! ぐらいの感覚であった。ひったくったものを売り金銭をブリュノに 渡されるシーンが何度も繰り返される。どうしようもない人間で ある事を観客に刻み付けるように。印象的なのは子供を売り飛ばす前の ブリュノとソニアの無邪気に戯れるシーンとひったくりをさせていた スティーヴンがオナラをした時、ブリュノが無邪気に笑うシーンだ。 子供のまま育ってしまった大人批判はよくあるが、こういう無邪気な シーンに自分はタフさを感じる。  ブリュノは社会でまともに生きようとするとできない脱社会的な 人間だ。そういう面ではひったくりを繰り返しながらも、生きていく 姿は凶悪犯罪までにいかないところをみるとここでも自分はタフさを 感じる。普通の感覚から見れば、ひったくりをして生きている人間など 許しちゃおけねぇ!だが。自分もされたらおぉぉい!!!!ですが(笑) 生き辛いからといって、ここまで冷静だと自暴自棄になるよりは いいのかもしれない。  だが、ブリュノは脱社会的な人間には留まっていられない人間だった ようだ。14歳の子供スティーヴンといつものようにひったくりを したが、今回は失敗してしまう。追跡者が来る中二人は隠れる為に、 冷たい水の中に隠れるが、そこでスティーヴンはあまりの冷たさの 為、動けなくなってしまう。必死に助けるブリュノ。お金をとって 来る為にスティーヴンの側を一時離れようとするブリュノに対し、 スティーヴンは「自分だけ、逃げるんだろ?」と言い放つ。 「絶対戻ってくる」とブリュノ。しかし、お金を取りに行っている 間に、追跡者に動けなくなったスティーヴンが捕まる姿をみる。 ブリュノは予想通り、助けずにその場を去った。  だが、ブリュノはその後警察に行き、スティーヴンと直接話したいと 懇願。ブリュノは自首をした。ひったくり首謀者としてスティーヴンは 恐らく?解放されたことだろう。あのブリュノがまともな行動を 取った。今までがむちゃくちゃすぎたから余計そのまともさが際立つ。 ラスト、拘留中のブリュノに会いに来たソニア。ブリュノはソニアが 入れてくれたコーヒーを飲んでいる最中、号泣する。 その涙に何を見出すか?自分は深く感銘を受けた。これからも ブリュノはまともに生きれないかもしれない。世の中自分でも どうして自分はこんなことをしてしうまんだ!と頭では思って いてもしてしまうことが往々にある。世界は確かにむちゃくちゃだ。 この世界のむちゃくちゃさに触れたブリュノは何かを得たはずだと 感じるのである。今後ブリュノがどうなるかではなく、あの号泣に 世界を見た。
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Author:まさみ
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